4月28日夜に本郷で開催された第0回科学技術社会論カフェ「科学は科学的か」に参加した。
何かと慌ただしい毎日で、科学や科学コミュニケーションについて考える時間がない中、4月21日にツイッターで開催を知り、その題名に引かれ、サイトを確認したら、STSネットワークジャパン主催のイベントだった。2014年9月に名古屋で行われた「夏の学校」に参加した時の活発な議論を思い出し、参加することにした。ただし、いろいろな締め切りが迫っていたため、「行けたら行く」で参加登録をした。
それまで抱えていた「RikaTan(理科の探検)」8月号の原稿「海と私たちの生活」連載第3回「海のコンベアベルト」を何とか完成させ、4月8日に依頼されたJGR-Ocean投稿論文の査読報告も完了できたので、他に締切を抱えていたが、思い切って参加することにした。
以下は、この科学技術社会論カフェに参加して、思ったことなど。
拙ブログ関連記事:
2014年09月23日 8月17日-9月22日の参加イベントとツイート
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2018年04月30日
2011年05月04日
勉強会「東日本大震災と科学コミュニケーション」に参加した
2011年3月28日夜に東京大学本郷キャンパスで開催された科学コミュニケーション研究会第7回関東支部勉強会「東日本大震災と科学コミュニケーション」に参加した。田中幹人氏(早稲田大学/サイエンス・メディア・センター)と大木聖子氏(東京大学地震研究所)のお二人の話題提供と、その後に行われた質疑応答の場で、いろいろ考えることがあった。以下は、その詳細。
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2011年03月20日
東北関東大震災にかかわる海洋の科学を考える
東北関東大震災の犠牲者の方々に哀悼の意をささげますとともに、その後の避難生活を続けられている被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この震災発生にともない、3月22日から26日に東京大学柏キャンパスで開催予定であった日本海洋学会2011年度春季大会と関連行事は全て中止となった。しかし、27日に品川で開催する予定であった「第7回海のサイエンスカフェ」は、開催日時と場所はそのままで、内容を「東北関東大震災にかかわる海洋の科学を考える」に変えて実施することにした。その概要は以下の通りである。
拙ブログ関連記事:
2011年03月07日 「第7回海のサイエンスカフェ」他のご案内
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この震災発生にともない、3月22日から26日に東京大学柏キャンパスで開催予定であった日本海洋学会2011年度春季大会と関連行事は全て中止となった。しかし、27日に品川で開催する予定であった「第7回海のサイエンスカフェ」は、開催日時と場所はそのままで、内容を「東北関東大震災にかかわる海洋の科学を考える」に変えて実施することにした。その概要は以下の通りである。
東北関東大震災と福島原子力発電所事故の発生を受けて、これらと海とのかかわりについて解説するとともに、海洋学研究に携わる者と一般の方々との間で、海洋学研究を含む科学研究や、海洋リテラシーを含む科学リテラシーの普及・教育活動の今後のあり方について意見交換を行う。海洋学会員と一般参加者が、今回の事態を契機に抱いた色々な思いを語り合い、ぶつけ合う場としたい。まだ数多くの行方不明の方がおられ、復旧作業が進行中であって、福島原子力発電所事故対策で多くの方々が苦闘している時点で開催を決定することに迷いがありましたが、このような時だからこそ、研究者と非研究者が語り合うことが必要と考え、開催することにした。以下は、その詳細。
拙ブログ関連記事:
2011年03月07日 「第7回海のサイエンスカフェ」他のご案内
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2010年11月14日
JSTに「科学技術と社会との対話」に関する意見を送った
科学技術振興機構(JST)が「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」におけるディスカッション内容、その他、アウトリーチ活動の意義、必要性、支援のあり方など、について意見を募集していたので、11月4日発表の「第2回検討会ディスカッション概要」について、以下の意見を伝えた。
拙ブログ関連記事:
2010年08月09日 アウトリーチの義務化
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2010年08月09日 アウトリーチの義務化
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2010年03月05日
「第5回海のサイエンスカフェ」開催のご案内
日本海洋学会教育問題研究部会では、春季大会に合わせて以下の通り、「第5回海のサイエンスカフェ」を開催しますので、お知らせします。
話 題:「地球温暖化と海-水中の巨大な波,内部波のひみつ-」
話題提供者: 中村 知裕さん (北海道大学低温科学研究所)
日 時: 平成22年3月28日(日) 11時から13時
場 所: ルノアール品川港南口店
進 行: 乙部弘隆さん
以下はその詳細
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話 題:「地球温暖化と海-水中の巨大な波,内部波のひみつ-」
話題提供者: 中村 知裕さん (北海道大学低温科学研究所)
日 時: 平成22年3月28日(日) 11時から13時
場 所: ルノアール品川港南口店
進 行: 乙部弘隆さん
以下はその詳細
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2009年08月22日
「第4回海のサイエンスカフェ」開催のお知らせ
日本海洋学会秋季大会が京都で開催されるのに合わせて、以下の通り、「第4回海のサイエンスカフェ」を開催することになりましたしので、お知らせします。
http://coast14.iic.hokudai.ac.jp/osj/science_cafe/20090926.htm
をご覧ください。以下は、このような開催形態となった経緯など。
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日 時: 平成21年9月26日(土)詳細は
14時から15時30分まで(13時30分受付開始)
場 所: カフェ進々堂(京都大学北門前)
話 題: 台風~空と海とのあいだには~
話題 提供: 伊藤 耕介さん
参 加 費: 700円(飲物,菓子代+経費として)
定 員: 20名(要事前申し込み)
主 催: 日本海洋学会教育問題研究部会
共 催: 井戸端サイエンス工房
http://coast14.iic.hokudai.ac.jp/osj/science_cafe/20090926.htm
をご覧ください。以下は、このような開催形態となった経緯など。
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2009年06月21日
科学広報戦略の見直し
2009年6月22日01時35分 追記
読売新聞の5月13日付け科学コラムに保坂直紀さんの「様変わりした科学者らの広報戦略」と題する記事が掲載されていた。「いまや少なからぬ科学者たちが、メディアとの接触に積極的な姿勢をみせているのだ。」という認識を示し、科学ジャーナリズムの新たなあり方に言及している。他方、研究者の立場から、5月25日夜のNHK教育TVの視点論点で横山広美さんが「科学者の情報発信」について発言しているのを垣間見た。横山さんの認識は管理人のとはちょっと違うなあと感じ、保坂さんの記事と合わせて言及しようと思っていた。そうこうしている内に、6月11日にアメリカ地球物理学連盟広報委員会のメンバーであるJohn D. Coxさんから、Nature Biotechnologyの6月号に掲載されたCommentary Article「Science communication reconsidered」という記事とこれに関するAmerican Universityのプレスリリースが送られてきた。この論文は、米国・カナダを主として英国・ドイツ・オーストラリアの研究者を含めた24名の共著によるワークショップの報告であり、欧米におけるサイエンスコミュニケーションの現状を分析して、新たな戦略を提案している。これらを合わせて、科学広報、アウトリーチ、サイエンスコミュニケーションについて日頃考えていることを以下に述べる。
関連記事:
2009年5月21日 NHK視点論点に出演します「科学者の情報発信」(横山広美のお知らせページ)
2009年5月26日 【話題】視点・論点「科学者の情報発信」横山広美さん(Science and Communication)
2009年5月13日 様変わりした科学者らの広報戦略(読売新聞 科学コラム)ウェブ魚拓
2009年6月10日 At Nature Biotech, Science Communication Re-Considered(Framing Science)
2004年12月 基礎科学のフロンティアとしてのアウトリーチ(東京大学出版会『UP』2004年12月号,No.386,p. 22-28.鎌田浩毅のホームページ)
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読売新聞の5月13日付け科学コラムに保坂直紀さんの「様変わりした科学者らの広報戦略」と題する記事が掲載されていた。「いまや少なからぬ科学者たちが、メディアとの接触に積極的な姿勢をみせているのだ。」という認識を示し、科学ジャーナリズムの新たなあり方に言及している。他方、研究者の立場から、5月25日夜のNHK教育TVの視点論点で横山広美さんが「科学者の情報発信」について発言しているのを垣間見た。横山さんの認識は管理人のとはちょっと違うなあと感じ、保坂さんの記事と合わせて言及しようと思っていた。そうこうしている内に、6月11日にアメリカ地球物理学連盟広報委員会のメンバーであるJohn D. Coxさんから、Nature Biotechnologyの6月号に掲載されたCommentary Article「Science communication reconsidered」という記事とこれに関するAmerican Universityのプレスリリースが送られてきた。この論文は、米国・カナダを主として英国・ドイツ・オーストラリアの研究者を含めた24名の共著によるワークショップの報告であり、欧米におけるサイエンスコミュニケーションの現状を分析して、新たな戦略を提案している。これらを合わせて、科学広報、アウトリーチ、サイエンスコミュニケーションについて日頃考えていることを以下に述べる。
関連記事:
2009年5月21日 NHK視点論点に出演します「科学者の情報発信」(横山広美のお知らせページ)
2009年5月26日 【話題】視点・論点「科学者の情報発信」横山広美さん(Science and Communication)
2009年5月13日 様変わりした科学者らの広報戦略(読売新聞 科学コラム)ウェブ魚拓
2009年6月10日 At Nature Biotech, Science Communication Re-Considered(Framing Science)
2004年12月 基礎科学のフロンティアとしてのアウトリーチ(東京大学出版会『UP』2004年12月号,No.386,p. 22-28.鎌田浩毅のホームページ)
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2009年02月24日
4月5日に「海のサエンスカフェ」を開催
昨年3月に日本海洋学会教育問題研究部会主催で「海のサイエンスカフェ」を開催し、ブログ「Science and Communication」さんより過分なお褒めの言葉を頂きました。
今年も、日本海洋学会春季大会に合わせて、以下のように開催することが決まりましたのでのお知らせします。日本海洋学会のMLで告示してから、本ブログでお知らせすべきことなのですが、HPが完成したのが、日曜日で、月曜日は終日、外勤していてMLに登録したメールアドレスからの送信が不能なため、本ブログで取り急ぎ、お知らせします。
http://coast14.iic.hokudai.ac.jp/osj/science_cafe/20090405.htm
をご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしています。
以下は、その補足説明。
関連記事:
拙ブログ:「海のサイエンスカフェ「地球温暖化と海」」
Science and Communication:「【閑話休題】アフターカフェ?」
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今年も、日本海洋学会春季大会に合わせて、以下のように開催することが決まりましたのでのお知らせします。日本海洋学会のMLで告示してから、本ブログでお知らせすべきことなのですが、HPが完成したのが、日曜日で、月曜日は終日、外勤していてMLに登録したメールアドレスからの送信が不能なため、本ブログで取り急ぎ、お知らせします。
話 題:地球温暖化と海-「海のコンベアベルト」のなぞ-詳細は
話 題 提供:中野英之さん(気象庁気象研究所海洋研究部)
日 時:平成21年4月5日(日) 10時30分から12時
場 所:ルノアール品川港南口店
参 加 費:不要
定 員: 25名(会場が満席となった場合にはお断りすることがあります)
http://coast14.iic.hokudai.ac.jp/osj/science_cafe/20090405.htm
をご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしています。
以下は、その補足説明。
関連記事:
拙ブログ:「海のサイエンスカフェ「地球温暖化と海」」
Science and Communication:「【閑話休題】アフターカフェ?」
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