2014年08月18日

科学技術政策に関する7月15日-8月16日のツイート

以下のツイートのまとめと補足 科学技術政策関係(7件): 7月15日(1件)、7月17日(1件)、7月21日(2件)、7月22日(1件)、8月13日(1件)、8月16日(1件) <補足>1953年当時、32歳(亡父とほぼ同じなのは感慨深い)のトトロの草壁さんちのお父さん(タツオ)が、12歳の子供があり、東京郊外に家を持ち、大学の非常勤と翻訳の仕事をしているという設定と、現代の若手研究者の生活環境の大きな違いに関する種々の議論が面白い。当時は、研究は、極一部の優れた能力を有し、経済的支援を受けることのできた人の職だったように思う。

<補足>AAASのウェブサイト中のScienceInsider7月11日付け記事「The 1% of scientific publishing」と題する記事への言及。1996年から2011年の間に毎年1報以上の論文を公表している研究者は全体の1%に満たないという興味深い結果をデータ解析から示している。答えを得るまでには至っていないが、「なぜ、優秀な研究者が研究を続けられないのか」その理由を解明するのは、科学技術政策学の重要な研究課題だと思う。 <補足>上の2件は小保方さんの学位審査についての調査結果報告書が話題になっている最中に見つけたツイートへの同意表明とその元ネタを読んだ印象。「我が国の博士号の信用」というが、管理人は、どこの国であろうと、この大学であろうと「博士号」の信用(権威)は元からそれほどないと思っていた。博士号は学位授与大学が研究能力があると認めたことの証書であり、研究員の採用に際しては、学位を有している(研究能力を有している)ことは大前提で、その上で、論文実績が評価されていると思う。   <補足>ブログ「5号館のつぶやき」7月21日付けエントリーへのコメント。当該エントリーのコメント欄参照。問題の所在を明確化するための思考実験とのこと。 <訂正>(誤)山際は(正)山極。
<補足>選考会議議長が中央教育審議会会長の安西祐一郎氏(第17代慶応義塾長)であったのを知らなかった。時の政府に逆らう京大の伝統に反する人選だったと思う。多分、山極さん一人ではほとんど何もできない。多くの人のサポートが必要だが、今の京大に何人居るか? <補足>ブレークスルー研究を実現するためには、市川惇信さんの提言を真摯に受け止め、実現を図る必要があるが、この10年で実現するようには思えないが、今やれることを今やるしかない。
posted by hiroichi at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学技術政策 | 更新情報をチェックする
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