<補足>1953年当時、32歳(亡父とほぼ同じなのは感慨深い)のトトロの草壁さんちのお父さん(タツオ)が、12歳の子供があり、東京郊外に家を持ち、大学の非常勤と翻訳の仕事をしているという設定と、現代の若手研究者の生活環境の大きな違いに関する種々の議論が面白い。当時は、研究は、極一部の優れた能力を有し、経済的支援を受けることのできた人の職だったように思う。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
面白い会話が繰り広げられている。トトロの舞台である1953年当時の研究者の総数や待遇は現代と全く異なり、のどかな時代。だからこそ、後世に残る、独創的で優れた成果が生まれたと言えるかも。 / “「となりのトトロ」お父さんは非常勤講師…” http://t.co/W4GmOQ3NTd at 07/15 01:10
<補足>AAASのウェブサイト中のScienceInsider7月11日付け記事「The 1% of scientific publishing」と題する記事への言及。1996年から2011年の間に毎年1報以上の論文を公表している研究者は全体の1%に満たないという興味深い結果をデータ解析から示している。答えを得るまでには至っていないが、「なぜ、優秀な研究者が研究を続けられないのか」その理由を解明するのは、科学技術政策学の重要な研究課題だと思う。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
This article seems not to tell us the reason why a large number of talented people did not survive in the current sy… http://t.co/NAL9OjEuI7 at 07/17 02:33
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
同意 RT @_niikura: ふと思い出して、寺田寅彦『学位について」を読みなおしてみた。特に今に始まった問題でもないように思える。青空文庫で読める。 at 07/21 13:48
<補足>上の2件は小保方さんの学位審査についての調査結果報告書が話題になっている最中に見つけたツイートへの同意表明とその元ネタを読んだ印象。「我が国の博士号の信用」というが、管理人は、どこの国であろうと、この大学であろうと「博士号」の信用(権威)は元からそれほどないと思っていた。博士号は学位授与大学が研究能力があると認めたことの証書であり、研究員の採用に際しては、学位を有している(研究能力を有している)ことは大前提で、その上で、論文実績が評価されていると思う。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
1934年初出。これを読んで、早稲田大学の学位論文審査の調査結果によって我が国の博士号に対する信用が失墜することを危惧する多くの人の意見を読んで私が抱いた違和感の源の一部に気付いた。 / “寺田寅彦 学位について” http://t.co/q8UPtEFMCN at 07/21 17:21
<補足>ブログ「5号館のつぶやき」7月21日付けエントリーへのコメント。当該エントリーのコメント欄参照。問題の所在を明確化するための思考実験とのこと。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
気持ちが分からないではないが、乱暴な提案。大学院博士課程修了証書=博士号の意味はある。その終了要件・内容は、博士定員増と博士課程後期3年以内の修了を原則とした時に大きく変質したように思う。 / “これを機に「博士号」のない社会にす…” http://t.co/hyrALkj9C0 at 07/22 01:54
<訂正>(誤)山際は(正)山極。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
良記事。多分、日本の大学の未来が山際さんの手腕にかかっている。期待するも、強烈な財務省からの圧力を考えると不安 / 毎日新聞2014年08月12日東京朝刊 記者の目:京都大学長に山極寿一氏=野口由紀(京都支局) / “記者の目:京…” http://t.co/LX8730L4hV at 08/13 02:20
<補足>選考会議議長が中央教育審議会会長の安西祐一郎氏(第17代慶応義塾長)であったのを知らなかった。時の政府に逆らう京大の伝統に反する人選だったと思う。多分、山極さん一人ではほとんど何もできない。多くの人のサポートが必要だが、今の京大に何人居るか?
<補足>ブレークスルー研究を実現するためには、市川惇信さんの提言を真摯に受け止め、実現を図る必要があるが、この10年で実現するようには思えないが、今やれることを今やるしかない。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
8月14日公開の市川惇信さんの半生記。長文だが、研究者のあり方を考える上で必読の良記事。p108-p118の国立環境研の件で論じられている研究組織の理想像を読むと、現状の悲惨さが身に沁みる。 http://t.co/DHDklykXsf at 08/16 13:18