7月21日以来の更新。この間、7月28日から8月1日まで札幌で開催されたAsia Oceanania Geosciences Society (AOGS) Meeting 2014 でのポスター発表の準備と参加、8月8日に国立女性会館で開催された「女子中高生夏の学校2014」でのポスター出展の準備と参加、8月1日に受けたサイエンスアゴラ2014公募出展企画の採択決定通知への対応、に追われていた。
AOGSでは海洋物理学分野の種々のテーマについての最新の研究成果を聴講できた。また久々に旧友たちとゆっくり話し合う機会を持つことができた。
全国から生徒100名、保護者・教員50名が参加した「女子中高生夏の学校2014」では、海洋学会教育問題研究会のブース(東大の窪川さんと管理人を含め4名の研究会会員が担当してスマホ顕微鏡によるプランクトン撮影、他)に50名ほどの来訪者があり、反応に手ごたえを感じた。ポスター展示後の生徒ガイダンスおよび翌日の現場教員との懇談も有意義な企画であった。
11月7-9日に東京お台場地区で開催されるサイエンスアゴラ2014では教育問題研究会主催で「わたしたちの生活と海の研究」と題してポスター・実演を3日間の終日枠で行うことが確定した。これから行う準備作業に気を引き締めているところである。
7月13日にそれまでのツイートをまとめた後、8月16日までに38件のツイートをした。各ツイートに関連情報を追記してブログにアップしようと思っている内に、例によって、時が過ぎてしまった。とは言え、1か月間のツイートをまとめて振り返ることも、ある意味、悪いことではないと居直っている。以下は、そのまとめ。
1.ツイートの分類
38件のツイートを大別すると以下のようになる。
科学の営み(7件):
7月15日(2件)、7月22日(1件)、7月23日(1件)、8月7日(1件)、8月15日(1件)、8月16日(1件)
7月15日(2件)、7月22日(1件)、7月23日(1件)、8月7日(1件)、8月15日(1件)、8月16日(1件)
科学技術政策関係(7件):
7月15日(1件)、7月17日(1件)、7月2221日(2件)、7月22日(1件)、8月13日(1件)、8月16日(1件)
7月15日(1件)、7月17日(1件)、7月2221日(2件)、7月22日(1件)、8月13日(1件)、8月16日(1件)
2014年08月18日0時42分 修正
科学コミュニケーション関係(6件):
7月19日(1件)、7月22日(1件)、7月25日(2件)、8月3日(1件)、8月4日(1件)
7月19日(1件)、7月22日(1件)、7月25日(2件)、8月3日(1件)、8月4日(1件)
教育関係(6件):
7月15日(2件)、7月19日(1件)、7月25日(1件)、7月27日(1件)、8月7日(1件)
7月15日(2件)、7月19日(1件)、7月25日(1件)、7月27日(1件)、8月7日(1件)
社会(5件):
7月17日(1件)、8月3日(2件)、8月13日(1件)、8月16日(1件)
7月17日(1件)、8月3日(2件)、8月13日(1件)、8月16日(1件)
最新海洋研究情報関係(4件):
7月18日(1件)、7月19日(1件)、7月22日(1件)、7月23日(1件)
7月18日(1件)、7月19日(1件)、7月22日(1件)、7月23日(1件)
生活(2件):
7月18日(1件)、8月12日(1件)
7月18日(1件)、8月12日(1件)
書籍関係(1件):
7月19日(1件)
7月19日(1件)
こうしてまとめると、この1か月間では社会関連のツイートがいつもより多かったように思う。
本エントリーでは最新海洋研究情報4件、書籍関係1件、生活関係2件のツイートを以下に示す。他のツイートの分野別まとめと追記は別エントリーでおこなう。
2. 最新海洋研究情報4件
7月18日(1件)、7月19日(1件)、7月22日(1件)、7月23日(1件)
<追記> 太平洋亜熱帯域における中規模渦による東西輸送が亜熱帯循環による南北輸送に匹敵する可能性を示した成果であり、今後の海洋循環に関する研究において重要な知見のように思う。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
FYI "Oceanic mass transport by mesoscale eddies" by Zhang, Wang and Qiu, Published Online June 26 2014, Science Vol.… http://t.co/PgVgg4LJQ6 at 07/18 11:22
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
Good scientific report showing clearly by numerical model calculations that the margenal sea (the East China Sea) st… http://t.co/cN623DyqfY at 07/19 01:32
<追記> 旧知の満田さんが筆頭著者の論文。春季の東中国海海面水温の上昇が日本の降水量増加を引き起こしていることを数値モデル実験結果から示している。東中国海の今後の研究の重要性を示す高論文と思う。
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
FYI. Numrical simulation reproduced measured in-situ microstructure (staircases) of temperature and salinity profile… http://t.co/umeP8aMzy1 at 07/22 01:19
<追記>水温・塩分の鉛直分布に現れる階段状構造を微細規模数値計算モデル計算で再現した報告。ようやくここまできたか!の感。
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
それなりの調査研究が行われていると思うが、砂の移動には種々の要因が複雑に関係しており、1960年代の防波堤設置が原因か否かの確定と対応策選定は難しそう。 / “千葉・九十九里浜、砂浜消失…14海水浴場閉鎖 (読売新聞) - Yah…” http://t.co/OPQA6yMxkg at 07/23 01:49
2014年8月18日01時23分 差し替え
3.生活(2件):
7月18日(1件)、8月12日(1件)
7月18日(1件)、8月12日(1件)
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
中野にあった東大海洋研でのシンポジウムに鹿児島から参加するために近くのホテルに前泊した際に何も知らずに夕食のため一人で行ったことがある。後で星新一の評伝(最相葉月著)に出ていて驚いた。 / “【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】…” http://t.co/QtZd0yW5uw at 07/18 01:07
<追記>西新宿の中華料理屋「山珍居」が紹介されており、思わず、ツイート。
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
面白い! / “スポーツナビ グラフィックレポート vol.01 「甲子園球児に見る出身地と出場校の関係」| スポーツナビ” http://t.co/sSloHN41SA at 08/12 22:05
<追記>各甲子園出場校の登録選手の出身地データを可視化した図。地元出身者で固めた高校、全国から集めた選手ばかりの高校、全国に人材を供給している府県などが一目瞭然。要因が多数の複雑な事象の理解には不向きだが、可視化の効果を明示している好例。
4.書籍関係(1件):
7月19日(1件)
7月19日(1件)
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
面白そう。数学的議論の裏にある「哲学がまったく異なる修道院」の存在。元記事で紹介されている本の和訳本は『無限小─世界を変えた数学の危険思想』(仮題)として岩波書店から2015年春に刊行の予定。 / “積分法前史 「カヴァリエリの原…” http://t.co/UWURR5wFc8 at 07/19 12:39
<追記>数学も主観的な学問であることをそれなりに理解していたが、宗教との間の関係があったとは知らなかった。