「人為的CO2脅威論」批判の記事の中で、海洋での鉛直熱輸送について、誤った記述があるのを指摘。著者の肩書が 理数教育研究センター教授、専門に科学教育が含まれているが、記事の内容は多くの研究者が反論していることの繰り返しであって、対象の理解を深めるための科学的議論になっていないのが残念。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
『「CO2が生む」熱は深海に直行せず、表層を暖めてからじわじわ深部に拡散するからだ。』という記述は誤り。表層から深層へ熱を輸送するのは拡散ではなくて、鉛直対流。 / “終息に向かう「地球温暖化」騒動 IPCCの「報告書」はこれで打…” http://t.co/Bb7ITgwA0a at 10/24 00:39
他に2件のツイート。1件目は、10月21日付けJBPressの「科学研究の問題点:科学はどこで間違えるのか」と題する記事への言及。元記事は英エコノミスト誌2013年10月19日号掲載記事。科学研究に対する経済分野からの要求として理解できないことはないが、科学成果を目先の利益追求の道具としか考えていない記事と思う。ハイリスク、ハイリターンな画期的な成果を生む科学の営みについては考えていない。
2件目は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2013年9月号の「主導権を奪い返そう 勝利のための戦略」と題する掲載記事への言及。年金・生活保護・健康保険など社会保障の強化によって、弱肉強食的な社会の発展に対抗し、高い給料の凍結、証券取引所の閉鎖、銀行の国有化、自由貿易の再検討、ユーロからの離脱、さらには公的債務の帳消し(21世紀の徳政令)などを実行することを提案。
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
「科学にとって、何が誤りかを知ることは、何が真実かを知ることと同じ重要性を持つ。」に同意するが、科学の発展、ブレークスルーのためではなく、科学研究の効率化の視点からの提言になっている点で??? / “科学研究の問題点:科学はどこで…” http://t.co/pARd2Kvai0 at 10/24 01:41
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
かなり過激な内容。じっくり読みたい。ー>編集長によるこれまでの主張の集大成。「主導権を奪い返そう 勝利のための戦略」 in ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2013年9月号 / “1309halimi” http://t.co/ClgOXYNiX6 at 10/24 00:59