購読している毎日新聞の2013年09月03日付け東京夕刊に掲載されていた記事「特集ワイド:福島第1原発の汚染水漏れ 食卓の魚は大丈夫か」を夕食後に読んで早速ツィート。読者の不安・疑問の解消までには至らないにしても、それに答えようとしていることが分かる良記事。神田さんもいろいろ誠実に答えている。ツィートでは、記事の最後の文を引用した。消費者の信頼を取り戻すのは難しいかもしれないが、検査を強化し、それを迅速に公表するのはもちろんのこと、誤解を招かないように消費者に丁寧に説明・解説することが不可欠だと思う。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
読者の不安・疑問に答えようとする良記事。東京海洋大の神田穣太さんのお話が紹介されている。同意:消費者の信頼を取り戻すには、検査の強化と迅速な公表が求められている。 / “特集ワイド:福島第1原発の汚染水漏れ 食卓の魚は大丈夫か- …” http://t.co/4CN5H4bof7 at 09/03 22:45
他に、海についての2件、科学コミュニケーションについて1件、合わせて3件のツィート。1件目は、「アオイガイ、謎の大量漂着 北部九州の海岸、原因は…?」と題する朝日新聞DIGITALの9月2日11時21分発表記事の紹介。大量漂着について強い関心を持った記者があれこれ全国から熱心に情報を集めて記事にしている。その熱意は感じられるが、中途半端で終わっている感。
2件目は、「5海域 海水温が史上最高に」と題するNHK NEWS WEB 9月2日21時31分発表記事の紹介。「気象庁では、猛暑に加え、台風などで海がしけることが少なかったため、海中にある冷たい水が表面までかくはんされず、水面の温度が上昇したとみています。」という記述があるが、本当に、「台風などで海がしけることが少なかったため」という説明があったのか疑問。雲が少なく日射量が多かったのが主な原因と思う。魚類の各々には適水温があるので、水温が変われば生物の分布も変わるのは当然なのに「生き物に異変が」と不安を煽る表現。ポンプで海面からくみ上げた海水をそのまま船の生けすに入れて使用したという「生けすに使う海水温」の管理不良までもが異変に加えられているのは疑問。「異変」とは考えず、水温変化に対する各種魚類の対応の実態を解明するのが水産海洋学研究者。
3件目は、9月27日夕方から札幌市で開催される科学技術社会論学会シンポジウム2013さっぽろ「地球温暖化問題と科学コミュニケーション」の“ガイドブック”の紹介。読み応えがある内容。9月17日から21日まで海洋学会が開催される札幌に行くが、同時期だったら参加したかった。
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
大量漂着の謎を解明するのは面白そう。しかし、そのためには、アオイガイの生活史・生態と海況との対応を詳細に調べる必要があるが、発生例が少ないので、難しいかも。 / “朝日新聞デジタル:アオイガイ、謎の大量漂着 北部九州の海岸、原因は…” http://t.co/02iK6YTEZJ at 09/03 23:09
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
「生き物に異変が」と述べているが、魚類が水温変化に応じて分布を変えるのはいつものこと(種々の要因が絡んだそのカラクリを解明するのが水産海洋学)。 / “5海域 海水温が史上最高に NHKニュース” http://t.co/PsS8mgHbaB at 09/03 22:56
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
面白そう。「地球温暖化問題と科学コミュニケーション」札幌で9月27日18:30- / “ガイドブック | 科学技術社会論学会シンポジウム2013さっぽろ” http://t.co/MiBsaLeXbX at 09/03 23:21