海洋放射性物質分布についての研究を主導している米国ウッズホール海洋研究所のKen Buesselerさんの「FAQ: Radiation from Fukushima」サイトの紹介。自己紹介から始めているところが素晴らしい。hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
FYI. See also website of 'Center for Marine and Environmental Radioactivity' at http://t.co/aVkecuj7Ld / “FAQ: Rad…” http://t.co/mITbfN7NHy at 09/02 00:37
他の1件のツィートは朝日新聞2013年9月2日付けの黒沢大陸編集委員による「台風観測の歴史」に関する記事の紹介。良記事。海洋研究開発機構の勝俣昌己さんが主席を勤めた研究船「みらい」の観測についても、その来歴に軽く触れながら紹介している。
四国南方の観測点(南方定点)では当初は観測船による定点観測が継続されていた後、大型海面係留ブイによる無人観測が行われていたものの、現在では廃止されている。気象庁の海洋調査船の内4隻も廃止された。1980年代には海洋混合層実験観測のため、1990年代には足摺岬沖黒潮横断観測計画のため、何度も南方定点海面ブイ付近を訪れたのが懐かしい思い出になってしまった。なお、記事の中の「海の表層の観測は、船が海水を乱すと正しい値が測定できないため、風や海流を見極め、ゆっくり進みながら船首から突き出した機器を使う。」という記述での「海の表層の観測は、船が海水を乱すと」は「海上気象観測は、船体が気流を乱すと」が正しい。
拙ブログ関連記事
2009年11月08日 気象観測船3隻が来春引退
hiroichik / 市川洋,Hiroshi Ichikawa
良記事。研究の最前線では船による観測も続けられている。まだ、台風の成因はよくわかっていないからだ。 / “朝日新聞デジタル:台風に迫り続ける目 船・レーダー・衛星…時に命がけ - ニュース” http://t.co/usPiRgEwIE at 09/02 09:47