2010年02月22日

人の世の縁の不思議2010

何かの拍子に感ずるところがあってRSS購読しているブログの記事の中に、予想もしない人の繋がりを知りることが重なり、楽しくなった。

一つは「大栗博司のブログ」の「還暦のお祝い」と題する記事である。もう一つは「西村一朗の地域居住談義」の「金大付属高校・出石 隆先生の思い出」と題する記事である。


1.風間洋一さん
「大栗博司のブログ」の記事「還暦のお祝い」で、大栗博司さんの博士論文審査の主査であった風間洋一さんの還暦祝いを兼ねた研究会で講演されたことが紹介されている。風間洋一さんと言えば、私とは直接の面識はないが、浅からぬ因縁のある方がいる。思わず、ネット検索で彼のHPを探し出した(http://hep1.c.u-tokyo.ac.jp/~kazama/)。確かに、管理人の知っている風間さんであった。

風間さんは私と同じ年齢であるが、中学卒業直後の1年間、米国の高校に留学されていたため、県立新潟高校では1年後輩であった。彼と同じ中学校出身の同級生から彼の話を聞いていた。私が大学に入った翌年の1969年に彼も私と同じ大学学部に入学してきた。学園紛争の中、それまで毎年開催していた高校同窓会主催の新入生歓迎会を開催した記憶が微かにあるが、風間さんとお会いした記憶はない。

結局、学科も違い、個人的なお付き合いはなかった。ただし、私が所属した研究室の1年後輩のHAさんから、あることろ(多分、彼の下宿)で、私と一時期同じ下宿であったSさんと私の高校時代を知る風間さんと私の学部・大学院をしるHAさんが一緒になり、私のことが話題になったということを聞いたことがある。風間さんは学部卒業後、米国の大学院に進学されたことを、彼のHPで初めて知った。

そんな風間さんとの縁であるが、上に紹介した大栗博司さんのブログ記事にkentoshoさんがコメントを寄せているのを見て、さらに驚いた。kentoshoさんの博士論文の主査も風間さんだったとのことである。kentoshoさんとは、昨年12月6日に開催された「ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会」にともに参加した仲である。この時は親しくお話しすることもなかったが、kentoshoさんが出席される3月7日の第1回SSA政策研究会「新しい公共と科学技術」(http://sci-support.org/)には、管理人も都合がつけば参加する予定である。つくづく、不思議な世間の繋がりと思う。

2.eusunaさん
「西村一朗の地域居住談義」の記事「金大付属高校・出石 隆先生の思い出」で西村一朗さんが金大付属高校のご出身であることを知った。金大付属高校と言えば、旧知のeusunaさんも金大付属高校出身であったことを思い出す。

eusunaさんはブログ「自由に建築と向き合う」の管理人である。私が1回生から大学時代所属していた京都大学心茶会に、彼は2回生からの入会し、心茶会では同期である。茶道を学ぶ場の外でも、親しく交友し、結婚式にも出席していただいた。

そのブログに管理人と同じような感性を感じる西村一朗さんと、管理人の古くからの友人とが、同じ学部学科であるのみならず、同じ高校出身であった。共通した高校教育と大学教育の影響が多少はあるかもしれないが、偶然の賜物である可能性が大きいと思う。

3.おわりに
これだから、人生、やめられない!
posted by hiroichi at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 想い出 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック