2010年01月10日

2010年1月5日、7日、8日のTweets

2010年1月24日01時02分 追記

どうもTwitterでの発信は、時とともに流れ去ってしまうようなので、折々に、ブログにも再掲するとともに、Twitterでは言及できなかったことを補足することにします。以下は、これまでに行った以下の発信のの再掲と補足です。
1月5日 映画「オーシャンズ」
1月7日 新たな暦の提案
1月9日 水中グライダーの大西洋横断



1.映画「オーシャンズ」

Tue, Jan 05


  • 00:56  昨年9月下旬にベニスで開催されたOceanObs'09会合(http://bit.ly/5nowA6)で予告編を見た映画「オーシャンズ」の1月22日公開のTVCMが流れ始めている。生物生態の映像が主で、既視感のある場面がいくつかあったが、美しく、また迫力もあった。

  • 01:08  映画「オーシャンズ」のギャガの公式サイトよりもナショナルジオグラフィックの公式日本語サイト http://bit.ly/5CFy4a の方が面白い。リンクが張ってある多くの関連記事を映画を観賞する前に一読しておくことを推奨する。

  • 01:32  それにしても、ギャガのサイトではナショナルジオグラフィックのサイトへのリンクを張っていないのは不思議。多分、科学普及にかかわっているという認識がギャガにはないのだろう。撮影技術の凄さのみで、多くの観客を動員できるとは思えないが。http://bit.ly/7D1YAi


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補足:
OceanObs'09での予告編でも、オフィシャルサイトの映像も生物生態の映像ばかりであった。迫力満点であって、観客は、海に生きる生物の営みの素晴らしさを満喫できると思う。ナショナルジオグラフィックの公式日本語サイトの記事では、「両監督がこの映画を通して伝えたかったことは、単に海の美しさという表面的なことだけでなく、これまで微妙なバランスの上で形作られてきた海の生態系が私たち人間の手によって壊されつつある現状を知ってもらうことであった」と述べている。このような生態系の保護を訴えることも必要であるが、「海ってなに」という質問への答えとしては不十分だと思う。海流とはをドキュメント映像で示すことができないのだから仕方がないとは思うが・・・ 

2010年01月24日 追記:
ブログ「瀧澤美奈子の言の葉・パレット」の1月17日付けの記事でで映画「オーシャンズ」の試写会の感想とともに、詳細な追加情報が紹介されていましたので、ご紹介します(ここ)。


2.新たな暦の提案

Thu, Jan 07


  • 02:06  2、5、8,11月(5または6年毎の閏年には12月も)を35日、その他の月を28日とする新しいカレンダー(Symmetry454)が提案されている。毎月1日が月曜日に固定される極めて合理的な案ではあるが、世間では受け入れられないのだろう。http://bit.ly/5UqJ93


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補足:
リンク先はthe American Institute of Physicsが発行しているPhysics Todayという雑誌のニュースクリップである。元記事はThe Wall Street Journalの12月31日の「Time and Again, the Calendar Comes Up Short Sticklers for Symmetry Lament Imperfections in the 400-Year-Old Gregorian System; Earth's Inconvenient Orbit」と題する記事である。1930年代および1950年代に暦制を改訂する動きがあったことなど、かなり興味深いことが記載されている。このような科学的な記事がThe Wall Street Journalに掲載されることに驚きを感ずる。日経あるいは全国紙にも、このような「科学記事」が掲載されることを願っている。なお、この記事には100件のコメントが投稿されている。これも面白い。一読を勧める。

3.水中グライダーの大西洋横断

Sat, Jan 09



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補足:
リンク先のCNN日本語版の記事に合わせて、Rutgers大学の日本語表記をラトガース大学に訂正しました。

この記事では「製作費を含めた実験費用は約20万ドル(約1760万円)だった。同様の観測艇は昨年まで過去10年間、何度か送り出されていたが、途中で失敗。昨年の観測艇は場所がわからなくなり、見つかっていない」と述べている。我が国は、このような長期的な開発研究が行われる環境ではない。新たな科学技術研究開発戦略策定でも米国の2番煎じとなってしまうことを危惧している。

ラトガース大学のサイトの詳細な解説によると、彼らは最優先課題を大西洋横断の成功に選定して、今回の水中グライダーを開発したことがうかがわれる。いろいろ理由を述べているが、海洋学的には表層200mの水温・塩分の測定では観測装置としては不十分である。米国では珍しく、水中グライダーの運用は大学院学生が行ったと記されている。かなり資金的に厳しい状況で行われたようである。
posted by hiroichi at 03:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Twitter | 更新情報をチェックする
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